
1962年、アメリカがベトナム戦争に本格介入を始める。なぜベトナム戦争で多くの兵士にジッポーライターが愛用されたのか?コレクターの間で交わされる話によるとアメリカ兵が使用したジッポーライターは約20万個とも、あるいは兵士の数だけあったともいわれている。四角い小さなジッポーライターが彼らの身分証明書であり、名刺でありサバイバルツールだったからだ。そしてベトナムではその小さなキャンバスに刻印を施してくれる商売が誕生する。とはいえ現在の中古市場で流通している刻印されたベトナムジッポーがすべて兵士が戦火を潜り抜けてきたジッポーライターというわけでもなさそうだ。それはベトナム戦争中にお土産用としても刻印されたジッポーライターが店に並んでいたからだ。それでも1975年までのベトナムジッポーは正にベトナムジッポー。善悪はともかく歴史を記すアンティークであることは事実なのだ。 |
ベトナムジッポーにもたびたび登場する人力車の風景。
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