エアコンメーカーには失敗しないための選び方があります。
数あるエアコンメーカーですが、本体価格が低すぎる製品や、国内で流通していないメーカーの製品は避けましょう。
エアコンは壊れてしまうと価格がかさむのはもちろんですが、暑い期間をエアコンなしで過ごさなくてはなりません。
- すぐに壊れる
- サポートが受けられない
- 電気代が余計にかかってしまう
最初に結論を書いておくと、エアコンは信頼できる国内の大手メーカー製品を選びましょう。
この記事では買ってはいけないエアコンメーカーについて、実際の失敗談や口コミもリサーチした上で解説していきます。
これからエアコン選びを考えている方は特に要チェックです。
- 買ってはいけないエアコンメーカーは?なぜ買ってはいけないの?
- 買ってはいけないエアコンメーカーの失敗談・実際の口コミ
- 買うなら大手メーカー製品のエアコンがおすすめ!
- エアコンを買う際の失敗しない選び方は?
- メーカーごとのおすすめエアコンを一挙紹介!
- エアコンの選び方に関するFAQ・よくある質問
買ってはいけないエアコンメーカーは?なぜ買ってはいけないの?
- 聞いたことのないメーカー、国内で流通していないメーカーは避ける
- 本体価格が低すぎるメーカー、は避ける
- 中古のエアコンは避ける
数あるエアコンメーカーですが、上記の選び方を絶対に守りましょう。
安いという理由で、買ってはいけないエアコンメーカーの商品を購入すると、設置直後に修理が発生し高額の費用がかかる可能性が高いです。
そもそも設置ができない場合や、サポートも受けられないことが多く、結局交換することになるケースも少なくありません。
買ってはいけない エアコンメーカー「国外メーカーのブランド品」
国外メーカーブランドのエアコンは、国内メーカーのエアコンと比べ規格や対応畳数が異なります。
部屋に設置できない、無駄に電気代がかかってしまう可能性が高く、おすすめできません。
耐久性に問題があったり、故障した際に修理代が高く設定されていたりすることもあります。
例えば中国のエアコンメーカーであるGREEは、過去に設置工事中に爆発する事件が発生しました。
長い目で見て、国内の安心できるメーカーの製品を選ぶことをおすすめします。
買ってはいけない エアコンメーカー「格安プライベートブランド系」
プライベートブランドとは、大手電気屋が独自開発し販売するエアコンです。
プライベートブランドのエアコンは、修理できるところが非常に少なく、故障すると新品交換になる可能性が高いです。
大手メーカーに比べるとシェア率が低く口コミも少なくなっています。
買ってはいけない エアコンメーカー「中古のエアコン」
エアコンは経年劣化する製品なので、中古は寿命が短く、どんなトラブルが潜んでいるか分かりません。
電気屋のリユース品は、適切な方法で取り外しが行われ、動作確認済みで故障にも対応してくれるケースがあります。
最も注意すべきはメルカリやヤフオクなどで販売されている中古エアコンで、素人が誤った方法で取り外し、点検もされていない可能性があります。
このようなエアコンを購入した場合、設置が上手くいかず、購入直後に修理や交換が必要になる可能性もあります。
安さを重視して、リサイクルショップやネットで中古のエアコンを購入することは避けた方が良いでしょう。
買ってはいけないエアコンメーカーの失敗談・実際の口コミ
買ってはいけないエアコンメーカーについて、失敗談や実際の口コミを調査しました。
- 部屋の広さと合わないエアコンを購入し、冷えたり温まらない
- 設置スペースを確認せず購入し、設置ができない
- エアコン内を掃除しにくい
いざ購入してみたら部屋の広さと合っていない、設置ができないという失敗談がいくつか見られました。
設置スペースや、エアコンが部屋の広さに対応しているかどうかは前もって必ず確認しておきましょう。
掃除がしにくいといった、購入しなければ分かりにくい意見も見られたため、気になる方は購入前に口コミもチェックしておきましょう。
買うなら大手メーカー製品のエアコンがおすすめ!
- ダイキン
- パナソニック
- 三菱電機
- 日立
- 富士通
- 東芝
- シャープ
エアコンを選ぶ際は、上記に挙げたような信頼できる大手メーカーの製品がおすすめです。
大手メーカー製品はシェア率が高く口コミも多くなっているため、購入前に実際の使用者の声を確認することができます。
保証や修理などのサポートも充実しているため、万が一故障した場合や不良があった場合も安心です。
ただし大手メーカー製品でも当たりハズレはあるため、口コミを必ず調査した上で購入すべきでしょう。
エアコンを買う際の失敗しない選び方は?
エアコンを買う際には、必ず設置する部屋の大きさに合う機能の商品を選ぶ必要があります。
購入後に設置ができないことを防ぐため、室内機、室外機のサイズや十分な置き場所があることも確認しておきましょう。
掃除の手間や無駄な電気代を抑えるためにも、自動掃除機能などの便利機能は調べておくことをおすすめします。
設置する部屋の畳数から考えよう
エアコンを買う際は、まず設置する部屋の畳数を把握しておき、対応するサイズの商品を選ぶようにしましょう。
1日中西日の部屋や、屋根に近い部屋(最上階)は、熱がこもりやすく、冷房が効きにくいです。
豪雪地帯の家や、天井が高かったり、吹き抜けになっている部屋では暖房が効きにくくなります。
エアコンが効きにくい部屋については、ひとまわり広めの畳数のエアコンを購入すると良いでしょう。
室内機・室外機のサイズや置き場所は要チェック
- 室内機、室外機ともに、壁や周囲の空きスペースを確保する
- 室内機は風の吹き出し部の可動範囲を確保する
- エアコン専用コンセントが付いていることを確認
- 壁に配管穴が開いていることを確認
購入後に設置できないことを防ぐため、エアコンのサイズや設置場所は購入前に確認しておきましょう。
室内機、室外機がギリギリ設置できるスペースだけでなく、壁やからの空きスペースを十分に確保する必要があります。
また、設置する部屋にエアコン専用コンセントが付いている、配管穴が開いていることを確認しましょう。
地面やベランダに室外機を置く場所がない、専用コンセントが付いていない、配管穴が開いていない場合は追加工事料金が必要になります。
自動掃除機能など便利機能は要チェック
- 自動掃除機能
- センサー機能
- 遠隔操作機能
- 空気洗浄機能
- うるおい機能
近年のエアコンには、冷暖房機能だけではなく様々な便利機能が備わっています。
例えば自動掃除機能はエアコン内部を掃除し、メンテナンスする手間が軽減できるだけでなく省エネ効果も期待できます。
空気洗浄機能は室内の菌類や花粉の除去や消臭を行う機能で、小さなお子さんやお年寄りがいる家庭でも安心です。
ライフスタイルに合わせて適切な便利機能を利用することで、より快適な生活を実現できるでしょう。
メーカーごとのおすすめエアコンを一挙紹介!
モデル・メーカー名 | 独自機能 |
三菱電機 霧ヶ峰 | ムーブアイ みまもり機能 STRONG冷房 |
パナソニック エオリア | ナノイーX エオリアAI エオリアアプリ |
ダイキン うるさらX | 無給水加湿 さらら除湿 給気換気 AI快適運転 |
東芝 大清快 | 無風感空調 楽ダストボックス |
富士通ゼネラル ノクリアC | 熱交換器加熱除菌 2WAY除湿 デュアルブラスター |
各メーカーのおすすめモデルについて独自機能も紹介しながら解説していきます!
三菱電機「霧ヶ峰シリーズ」
三菱電機「霧ヶ峰シリーズ」のメリット・デメリットは?
- 優れたセンサーにより、快適な温度を保ちながら節電も可能
- 自動お掃除機能や内部乾燥機能により、エアコン内部が清潔に保たれやすい
- 温度設定が1度刻みのモデルがあり、0.5度刻みが必要な方は確認が必要
三菱電機「霧ヶ峰シリーズ」はムーブアイという独自センサーにより、体感温度や室温の変化を予測可能です。
冷やしすぎない、あたためすぎないように、 運転モードやオン/オフを無駄のないタイミングで自動で切り替えます。
お部屋が高温もしくは低温になると自動で運転を開始する「みまもり機能」や、酷暑でも運転が止まらない「STRONG冷房」も搭載しています。
霧ヶ峰シリーズは4年連続省エネ性能が日本一となっており、無駄な電気代を抑えやすくなっています。
以下の記事で霧ヶ峰シリーズの口コミ・評判について解説しているので、機能や実際の使用者の声が気になる方はチェックしてみましょう。
パナソニック「エオリアシリーズ」
パナソニック「エオリアシリーズ」のメリット・デメリットは?
- 冷暖房しながらナノイーXを放出し、お部屋の様々な有害物質を抑制する
- 脱臭効果も期待できる
- 作動音が少し大きい
健康をテーマに開発された「エオリア」の最大の特徴は、ナノイーXという次世代健康イオンを搭載し空気を清潔に保つ点です。
カビや花粉、菌、ウイルスから不快な臭いまで抑制でき、アレルギー体質の方にもぜひおすすめできるエアコンとなっています。
エオリアAIにより、センサーの検知内容や運転履歴などを分析し、ワンボタンで温度と湿度をコントロール可能です。
エオリアアプリを使用すれば、遠隔地でもスマホで簡単にエアコン操作できます。
以下の記事でパナソニックエオリアの口コミ・評判について解説しているので、機能や実際の使用者の声が気になる方はチェックしてみましょう。
ダイキン「うるさらXシリーズ」
ダイキン「うるさらXシリーズ」のメリット・デメリットは?
- 唯一「無給水加湿」が可能なエアコン
- 好みの運転を記憶学習して快適な自動運転を行う
- 値段が高い
ダイキン「うるさらXシリーズ」は、エアコンで唯一、無給水加湿が可能な製品です。
外の空気中の水分を取り込み部屋を加湿できるため、手間をかけず加湿器を設置する必要もなくなります。
加湿だけでなく除湿性能も高く、寒い冬でもしっかりと除湿することが可能です。
好みの温度や湿度を学習し自動で環境を作り出す「AI快適運転」も大きなメリットの一つでしょう。
以下の記事でダイキン製エアコンの口コミ・評判について解説しているので、機能や実際の使用者の声が気になる方はチェックしてみましょう。
東芝「大清快シリーズ」
東芝「大清快シリーズ」のメリット・デメリットは?
- 無風感空調機能により一年中心地よく過ごせる
- 機能がシンプルで安い
- モデルによっては前面のLED運転ランプが眩しい
東芝「大清快シリーズ」は無風感空調機能で風を拡散させ、体の冷えすぎ、温めすぎを防ぎます。
肌や喉の乾燥が気になる方にもおすすめできるエアコンです。
花粉やホコリ、目に見えないPM2.5レベルの空気中の汚れをキャッチし、吸着された汚れは自動で屋外へ排出されます。
付属のお掃除ノズルでダストボックス内のホコリを吸い取ることができ、お手入れが簡単な点も嬉しいポイントです。
以下の記事で東芝 大清快の口コミ・評判について解説しているので、機能や実際の使用者の声が気になる方はチェックしてみましょう。
富士通ゼネラル「ノクリアCシリーズ」
富士通ゼネラル「ノクリアCシリーズ」のメリット・デメリットは?
- 熱交換器加熱除菌によりエアコン内部をいつでも清潔にできる
- コンパクトで設置しやすい
- ナビの音量が少し大きい
富士通ゼネラル「ノクリアCシリーズ」の最大の特徴は、「熱交換器加熱除菌」によりエアコン内部のカビや細菌を除去できる点です。
エアコンや空気を清潔に保つだけでなく、臭いや健康被害も防ぐことができます。
デュアルブラスターと呼ばれる送風口により、温度と速さの異なる2種類の気流をコントロールして部屋の隅まで快適にしてくれます。
幅72.8cm、横25cmとコンパクトなサイズになっており、他のエアコンでは設置できない場所でも設置しやすいサイズ感です。
以下の記事で富士通エアコン ノクリアの口コミ・評判について解説しているので、機能や実際の使用者の声が気になる方はチェックしてみましょう。
エアコンの選び方に関するFAQ・よくある質問
- エアコンの設置場所の確認方法が知りたい。
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室内機の上部から天井までと、側面から壁までのスペースがそれぞれ5cm以上必要です。
エアコンの下にカーテンレールやカーテンボックスがある場合、風向板の可動スペースが確保できるかご確認ください。
エアコン専用配管穴がない場合は、穴あけ工事が必要です。
室外機については、左右と後ろに5cm以上、手前に25cm以上のスペースが必要です。 - エアコンの下取り方法について教えてほしい。
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エアコンの買い替えを希望する場合、大手家電量販店が行っている下取りサービスを利用可能です。
エアコンの購入から取り付け、取り外し、古いエアコンの引取まで窓口が1つで済む点がメリットです。
取り付け・取り外しに別途料金が発生する、リサイクル家電法に則った処分費用が発生する点には注意しましょう。
費用については各家電量販店に確認が必要です。 - マンションでエアコンを設置するための条件は?
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以下の条件を満たす必要があります。
1. 壁に配管パイプ用の穴(エアコンスリーブ穴)がある
2. 室外機を置く場所がある
3.エアコン専用のコンセントがある
機種により異なりますが、エアコンを快適に運転するために必要な電気容量40A(アンペア)以上となります。分電盤で電気容量を確認し、契約電流が30A以下の場合は電気容量の見直しが必要です。
新築マンションでは全ての居室にエアコンを設置可能ですが、築25年以上の中古マンションでは、エアコン設置が難しい場合があるため注意が必要です。 - 自分でエアコンを設置できますか?
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自分で設置してみたものの、ガスが漏れてしまったり、取り付け板の固定が不十分で室内機が落下してしまったりと、トラブルが発生する可能性があります。
また、設置には真空ポンプやパイプカッターなどの専用機器が必要です。
正しい知識と経験があり、専用機器もお持ちであれば別ですが、工事代金を節約したいという理由であればおすすめできません。 - 期間消費電力量って何ですか?
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「期間消費電力量」とは、家庭用エアコンの規格に基づき、東京をモデルとした一定の条件のもとにエアコンが1年間に消費する電力の目安量で、単位はkWhで記載されています。
この値が小さいほど、年間を通じた運転効率やエネルギーの消費効率がよくなります。
「期間消費電力量」はエアコンの型式により数値が異なるので、気になる場合はカタログなどで確認するとよいでしょう。
買ってはいけないエアコンメーカー・エアコンの選び方のまとめ
- エアコンは大手メーカー製品を選択しよう
- 国内流通しない海外メーカー、格安プライベートブランド、中古品は避ける
- 設置場所やエアコンの便利機能、口コミを購入前に調査しておく
エアコンを購入する際は、長い目で見て信頼できる大手メーカー製品を選びましょう。
安いからといって海外メーカー品や中古品などを購入すると、電気代や修理費により結局高額な費用を支払う可能性が高くなります。
設置場所や各エアコンの便利機能はもちろん、商品の口コミを購入前に調べておくと安心でしょう。
モデル名 | 独自機能 |
三菱電機 霧ヶ峰 | ムーブアイ みまもり機能 STRONG冷房 |
パナソニック エオリア | ナノイーX エオリアAI エオリアアプリ |
ダイキン うるさらX | 無給水加湿 さらら除湿 給気換気 AI快適運転 |
東芝 大清快 | 無風感空調 楽ダストボックス |
富士通ゼネラル ノクリアC | 熱交換器加熱除菌 2WAY除湿 デュアルブラスター |